<陸上:日本選手権>◇最終日◇28日◇広島広域公園陸上競技場

 女子100メートルは、高橋萌木子(平成国際大)が2年ぶり2度目の優勝を果たし、世界選手権(8月、ベルリン)の代表に決まった。11秒34(追い風1・0メートル)の好タイムだったが、決勝で右足付けねに張りが出た福島千里(北海道ハイテクAC)が棄権したため、あまり喜べない様子。「真剣勝負がしたかったので、すごく残念な気持ちです。福島選手の分まで自分が頑張ろうという気持ちでスタートラインに立ちました」と振り返った。