東洋大が5時間13分4秒で初優勝を飾った。1、2区で服部勇馬(4年)弾馬(3年)の両エースが区間賞の快走で流れをつかむ。

 その後も青学大とのマッチレースが続いたが、27秒差を保って最終8区を迎えた。青学大はケガから復帰した「3代目・山の神」こと神野大地(4年)が逆転を狙ったが、上村和生(4年)が執念の走りで逃げ切った。8区間中、4人が区間賞で2人が2位の好走。酒井俊幸監督(39)は「攻めの走りをしてくれた」と選手たちをねぎらった。強敵ライバルの青学大の3冠を阻止し、来年1月の箱根駅伝では2年ぶりの総合優勝を目指す。