昨年の世界選手権北京大会代表、サニブラウン・ハキーム(17=城西高)が、今季初戦を2位で終えた。

 追い風1・0メートルの決勝で、前半から積極的に飛ばした。コーナー出口ではトップだったが、直線で12年ロンドン五輪代表の飯塚翔太(24=ミズノ)に逆転されて優勝を逃した。それでも今季初戦で20秒54をマーク。「最初としては悪くない。欲をいえば20秒50を切りたかったが、あせることはないと思う」と口にした。

 次は5日の水戸招待(水戸)で100メートルを走る予定。「100メートルは短いのでコンパクトにまとめられれば」と話した。