陸上の日本長距離界のエース大迫傑(25=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が、ボストン・マラソンに出場し、2時間10分28秒の3位に入った。今大会での日本人の表彰台は87年に優勝した瀬古利彦以来、30年ぶりだった。
ゴールではガッツポーズをした大迫だが、その後は両膝に手をついて動けなくなるほど消耗していた。
-初マラソンだった
大迫 トラックと違って上りも下りもある中で、きつさが違った。ラストの4マイル(約6・4キロ)は何とか粘るという感じだった。
-タイムの設定は
大迫 レース前は2時間10分から12分で走って、5番ぐらいになれればとコーチと話していた。淡々と自分のペースで走って給水もしっかり取れた。
-ボストンでの表彰台は瀬古利彦さん以来
大迫 早大の先輩だし、非常にうれしい。
-オレゴンでの練習の成果
大迫 練習もシーズンごとに成長できていると感じている。これからも積み重ねていきたい。
-東京五輪まで3年。これからどうマラソンと向き合うのか
大迫 いいスタートは切れたと思うし、ポジティブな方向で付き合っていきたい。これからはコーチと相談して考えたい。