代表選考で2位ケンブリッジ飛鳥(25=ナイキ)は確実、3位桐生祥秀(22=日本生命)は絶望的になった。

 2年ぶりの優勝を狙ったケンブリッジは10秒14の2着で、アジア大会代表を確実にした。イメージ通りの展開だったが、得意の中盤以降が伸びず「最後、優勝できず悔しい。いやあ悔しいですね」。この日朝に、中国の蘇炳添が9秒91のアジアタイ記録をマークしたと聞き「今の走りでは勝負にならない。走りの完成度を高めたい」と誓った。