陸上男子ハンマー投げで2004年アテネ五輪の金メダリスト室伏広治(ミズノ)は28日、愛知県豊田市の中京大で専属理学療法士のロバート・オオハシ氏とともに記者会見し、今夏の世界選手権(大邱=韓国)と来年のロンドン五輪に向け「けがをしない体づくり、パフォーマンス向上に結び付く土台づくりが大切になる」と語った。

 室伏は09年に日系3世の同氏と米国で出会い、本格的にコンビを組んだ昨年から、腰痛などけがに悩まされず好成績につながった。スウェーデン人の元選手、グスタフソン・コーチらと強力なチームを結成し、集大成と位置付けるロンドン五輪を目指す。