ロンドン五輪の男子マラソン代表に決まった藤原新(30=東京陸協)が12日、日本陸連の会見後に同じ都内のホテルで会見し「決まってうれしいというより、どう戦っていくかという気持ち」と、5カ月後の五輪本番に向けて話した。目標を聞かれると「あえて順位ではなく、タイム。(2時間)7分半で走れば、結果はついてくる」と断言。4年前の北京五輪は補欠だったことに触れ「いい修行になった。今回は、文句なしに選ばれると思っていた」と話した。

 今後は米国での練習も検討中。「西海岸でやろうと思っている。海外慣れしたいし、すぐに(高地に)上がれるので」と、五輪へ向けての青写真を口にしていた。