陸上のロンドン五輪代表選考会を兼ねた「セイコー・ゴールデングランプリ川崎」(6日=川崎・等々力陸上競技場)に出場する有力選手が5日、川崎市内のホテルで開かれた記者会見に出席した。

 「200メートルの女王」アリソン・フェリックス(26=米国)は、100メートルに出場する。昨年から本格的に400メートルにも挑戦し、世界選手権ではリレーも含め4種目に出場した。本職の200メートルは銅メダル、400メートルは銀メダルを獲得したが「疲労がすごく体がどう反応するかが実感できた」と振り返る。注目のロンドン五輪のエントリーについては「(200メートル以外は)100にするか400にするかコーチと相談したい」と話した。今季は屋内の60メートルで自己ベストを出しており、6日のレースについては「テクニカルの部分を大事にしながら、いいレースをしたい」と語った。