<陸上:ダイヤモンドリーグ第11戦ローザンヌ国際>◇23日◇スイス・ローザンヌ

 短距離3冠を達成したロンドン五輪後、初レースになったウサイン・ボルト(ジャマイカ)が男子200メートルで貫禄勝ちした。前半から鋭い走りで一気に後続を引き離した。後半は好調時のスムーズな動きではなかったが、危なげなく勝利を飾った。

 今季最大の目標だった五輪を終え「けがなく今季を終えることだけが望み」と話すなど重圧から解放されてのレースだった。タイムは五輪での優勝記録や自身の世界記録に及ばなかったが「いいタイムだったと思う。十分に満足している」と納得顔だった。