<陸上:士別ハーフマラソン>◇21日◇北海道士別市

 男子ハーフマラソンは、順大時代に箱根駅伝で「山の神」として活躍した今井正人(トヨタ自動車九州)が、1時間3分24秒の大会タイ記録で優勝した。

 「5分半(1時間5分30秒)ぐらいを目標にしていた」というが、体が自然と動いた。「流れもリズムも良くて、それに乗っかって走れた」と、13キロ付近からスパートをかけ、後続に17秒差をつける快勝だった。

 実業団入り後は、マラソンにも挑戦しているが、自己ベストは2時間10分29秒。何より優勝争いに絡んでおらず「後半に漏れてばかり。最後に絡めるように、しっかり勝負したい。タイムは後からついてくる」と今後を見据えた。