<全国高校バスケット選抜優勝大会:桜花学園84-59山形商>◇27日◇女子準決勝◇東京体育館

 昨年覇者の桜花学園(愛知)が山形商(山形)を下し、連覇まであと1勝に迫った。U-18日本代表の渡嘉敷来夢(2年)を中心に序盤から主導権を握り25点差で圧勝した。決勝で対戦する東京成徳大高(東京)とは、昨年の決勝、今夏の総体決勝と顔を合わせており、いずれも白星をあげている。それでも井上真一監督は「成徳はフォーメーションができあがっていたり、ポストへのあわせのパスの入れ方がうまい。成徳の方が(実力は)上だと考えている。明日はリバウンドとファールトラブルに全てがかかっている」と2年連続16回目の優勝に向けて気持ちを引き締めていた。