<全国高校バスケット選抜優勝大会:洛南120-82市船橋>◇27日◇男子準々決勝◇東京体育館

 3連覇を目指す洛南(京都)が38点差の圧勝で準決勝進出を決めた。試合開始直後こそ市船橋にリードを許したが、第1Qの5分に蛯名涼(2年)の3点シュートなどで逆転すると、その後は相手を寄せ付けず、8年連続で4強入りした。吉田裕司監督は「練習通りやれば、うちのシュートは入るから、リズム通りやるだけだった」と自信満々のコメントだ。準決勝ではセネガル人留学生シダット・ジャーラ(3年)を擁する延岡学園(宮崎)と対戦する。吉田監督は「(準決勝は)練習したことをどれだけ頑張られるか。留学生にはやられるだろうが、メンタル面で負けないようにしたい」と話した。

 ◆市船橋・近藤義行監督「選手は彼らなりに一生懸命やってくれた。またこの(ウインターカップの8強が立てる)センターコートに戻ってこられるように頑張りたい」。