<全国高校バスケット選抜優勝大会:東京成徳大高91-57誠英>◇24日◇女子2回戦◇東京体育館

 女子の優勝候補、東京成徳大高(東京)が順当に初戦を突破した。誠英(山口)に91-57で勝利。U-18(18歳以下)日本代表の間宮佑圭(ゆか)主将(3年)を中心に攻め立てた。昨年大会の女王、桜花学園(愛知)も札幌山の手(北海道)を91-72で下した。25日は女子3回戦8試合、男子2回戦16試合が行われる。

 U-18日本代表の間宮を中心に東京成徳大高が、快勝発進した。間宮はチーム最多の24得点を決めるだけでなく、184センチの長身を生かしたリバウンドでも貢献。同代表の山本千夏、篠原恵(ともに2年)らと相手を圧倒した。チームは昨年、準優勝。優勝は旧校名の東京成徳短大付時代の85年以来遠ざかっている。間宮は「決勝のことは考えずに、1戦必勝でプレーしたい」と意気込んだ。