福原愛

帰国会見でまたのチャンスを狙うと語る福原愛
帰国会見でまたのチャンスを狙うと語る福原愛

〝泣き虫愛ちゃん〟が突っ張った。15歳、日本選手団最年少でアテネ五輪にやって来た。4回戦、ベスト8をかけ最強カットマン世界6位の韓国選手と対戦、1-4で敗れた。3回戦では世界12位にストレート勝ち。「サー!」とポイントが決まるたび、幼さの残る叫び声が会場にこだました。敗退後「習ったことを早く出そうとしてミスが出た」と冷静に振り返ったが、続く「楽しめましたか?」の問いかけには「楽しむために来たんじゃないんで、私は」と報道陣に強烈なスマッシュを返した。2回戦から出場の初五輪は2勝。4年後の北京は19歳。ピークを迎える。

(^o^)

<アテネ五輪・2004年8月19日掲載>