別府史之(26=ラジオシャック)と新城幸也(25=Bboxブイグテレコム)に2年連続ツール・ド・フランス出場のチャンスが巡ってきた。同レースを主催するASOが30日、今年のツール・ド・フランス出場22チームを発表し、別府、ランス・アームストロングらが所属するラジオシャック、新城が所属するBboxブイグテレコム、世界チャンピオンのカデル・エバンスが所属するBMCレーシングなどが選出された。

 2008年9月にASOと世界自転車競技連盟(UCI)が結んだ協定により、ミルラム(ドイツ)クイックステップ、オメガファーマ・ロット(以上ベルギー)サクソバンク(デンマーク)ケースデパーニュ、エウスカルテル・エウスカディ、フットオン・セルベット(以上スペイン)HTC・コロンビア(米国)アージェードゥーゼール・ラモンディアル、Bboxブイグテレコム、コフィデス、フランセーズデジュー(以上フランス)ランプレ、リクイガス(イタリア)アスタナ(カザフスタン)ラボバンク(オランダ)の16チームは自動的に選ばれた。

 残りの6チーム、ガーミン・トランジションズ、ラジオシャック、BMCレーシング(以上米国)チームスカイ(英国)カチューシャ(ロシア)サーベロ(スイス)はワイルドカード枠で選ばれた。昨年出場したスキル・シマノは選出されなかった。

 なお、来年から選出方法が変わり、2010年末のワールドランキング上位17チームが自動的に出場権を獲得し、残り5チームをASOが選出することになる。