ドーピング違反問題の渦中にある自転車ロードレースのアルベルト・コンタドール(スペイン)が29日、来年のロンドン五輪出場に意欲を見せた。所属チームの新体制発表で「ロンドン五輪に興味がある。可能性があるなら挑戦したい」と語った。

 コンタドールは昨年のツール・ド・フランスで優勝を果たした後にドーピング違反に問われたが、スペイン連盟が処分を撤回。国際自転車連合(UCI)と世界反ドーピング機関(WADA)がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てている。