<自転車:ツアー・オブ・カタール>◇第6S◇10日◇カタール◇120キロ

 トム・ボーネン(ベルギー=クイックステップ)が、2006年、08年、09年に続きツアー・オブ・カタール4度目の総合優勝を果たした。第5ステージまで総合2位タイラー・ファラー(米国=ガーミン・バラクーダ)に31秒差を付けていたボーネンは、最終ステージでトップと同タイムの15位でゴールし、首位を守った。2位は28秒差でファラー、3位は33秒差でフアンアントニオ・フレチャ(スペイン=チームスカイ)で、34秒差の4位にヘルト・ステーグマンス(ベルギー=オメガファーマ・クイックステップ)が入った。ボーネンは「今年のシーズンを勝利で始めることができてうれしい。クラシックが楽しみだよ。チームは今週、本当によくやってくれた」と話した。ステージ2勝のマーク・カベンディッシュ(英国=チームスカイ)は1分5秒遅れの6位。

 ステージ優勝はアルノー・デマーレ(フランス=FDJ・ビッグマット)だった。

 別府史之(グリーンエッジ)はトップと同タイムの13位、吉田隼人(ブリヂストンアンカー)は28位、井上和郎(ブリヂストンアンカー)は74位で、清水都貴(ブリヂストンアンカー)と西園良太(ブリヂストンアンカー)はリタイア。総合では別府が3分52秒遅れの47位、井上が20分26秒遅れの104位、吉田が22分27秒遅れの106位だった。