アルベルト・コンタドール(スペイン=ティンコフ・サクソ)が6日、今季最後のUCIワールドツアー、ツアー・オブ・北京を欠場することを明らかにした。

 コンタドールは5日に行われたジロ・デ・ロンバルディアで、残り250メートルの右直角カーブで落車し、再びヒザを負傷。優勝したダニエル・マーチン(アイルランド=ガーミン・シャープ)から58秒遅れの34位に終わっていた。「このような形でシーズンを終えたくはなかったが、ヒザを直さなければならない。来季への準備を始める前までにコンディションを整えなくては」と話した。

 このため、ジロ・デ・ロンバルディアを2位でフィニッシュしポイントを686と伸ばし、620ポイントのコンタドールを抜いて1位に浮上したアレハンドロ・バルベルデ(スペイン=モビスター)が、UCI世界ランキングトップで今季を終えることになった。バルベルデもツアー・オブ・北京を欠場するが、3位のサイモン・ゲランス(オーストラリア=グリーンエッジ)は478ポイントで逆転の可能性はない。