日本自転車競技連盟(JSF)は29日、別府史之(28=チーム・レディオシャック)が12年ロンドン五輪の男子ロード代表に内定したと発表した。同競技では第1号。北京に続く2大会連続の五輪切符を手にした。国際自転車競技連合(UCI)のポイントが今月16日に締め切られ、日本は現時点で最低2枠を確保。JSFが設定する五輪ランクで最上位の別府に最初の1枚を与えた。北京五輪はピーキングに失敗し、ロードは途中棄権、タイムトライアルも39位。雪辱のチャンスをつかんだ別府は「こんなに早く内定をもらい感謝している。力を発揮できるよう体調を整え、メダルを取りたい」と話した。