全国高校選抜バスケットボール優勝大会(23日開幕、東京)の女子で連覇を狙う札幌山の手(北海道)が21日、東京入りし、そのまま神奈川・川崎市内で約3時間汗を流した。

 練習会場の富士通総合体育館で長岡萌映子主将(3年)は、昨年の3冠メンバーで主将だった富士通の町田瑠唯(18)と顔を合わせた。わずかの時間だったが談笑し「頑張ってね」とエールを送られた。長岡主将は「刺激になる。去年の先輩たちのようにリバウンド、ルーズボール、ディフェンスをしっかりやりたい」と意気込んだ。

 岐阜女など全国出場校との10分形式ミニゲームでは、移動の疲れもなく軽快な動きを見せ2戦2勝。今日22日の開会式では優勝カップを返還する。「残りの時間でしっかり調整したい」と長岡主将。道勢初の快挙を一緒に成し遂げた先輩から背中を押され、大会に臨む。