9日に開幕する柔道の「グランドスラム東京2011」(~11日=東京体育館)の記者会見が8日、東京・文京区の東京ドームホテルで行われた。

 男女の日本代表56人の中で最年少選手として、女子57キロ級の山本杏(17=桐蔭学園高2年)が、最年長の男子100キロ超級の鈴木桂治(31=国士舘大教)とともに登壇。昨年の講道館杯、世界ジュニアを制し、この大会も2位の成長株は「1回戦目から決勝戦と思って自分の柔道を出し切りたい」と話した。持ち味はスピードと足技。「感謝の気持ちを持って、先生たちに『いい試合をしたな』と言われるような内容の試合をしたい」と抱負を語った。