<柔道:世界選手権>◇第2日◇ブラジル・リオデジャネイロ

 男子66キロ級の決勝で、ロンドン五輪銅メダルの海老沼匡(23=パーク24)がアザマト・ムカノフ(カザフスタン)を破り、大会2連覇を飾った。

 相手の反則まがいの関節技で左腕を負傷して使えないなか、残り1分1秒からの逆転の大内刈りで一本を奪い、6試合通じてすべて一本勝ちで頂点になった。「ああやって反則的にでも使ってくるのは相手が勝ちに、強気にきていると思った。負けない気持ちで戦った。ロンドン後にやってきたことは間違いなかった」と喜びに浸った。