近藤真彦監督(45)が率いるKONDOレーシングがフォーミュラ・ニッポンに、8月8日決勝の第4戦(ツインリンクもてぎ)から参戦することが14日、発表された。ドライバーには07、08年の年間総合王者松田次生(31)を起用する。同チームは08年まで同シリーズに参戦しており、約1年半ぶりの復帰となる。エンジンはトヨタからの供給を受ける。また、17日に行われる第3戦(富士スピードウェイ)のフリー走行に参加し、マシンのシェイクダウンを行う。

 近藤監督は「今年の開幕前から松田選手と準備を進めていましたが、諸事情から今年の参戦は厳しいと判断していました。このたび、関係者のご協力と松田選手の熱い想いに動かされ途中参戦ということになりました。日本トップカテゴリーで戦うことはチームにとってもステータスであり、成績を残してKONDOレーシングがフォーミュラ・ニッポンに帰ってきたことをアピールしたいと思います」とコメントした。