福島市は27日、2020年の東京五輪・パラリンピックで、競技種目への復活を目指す野球とソフトボールを誘致すると明らかにした。

 安斎睦男副市長が福島県文化スポーツ局を訪れ、支援を求めた。「五輪は東日本大震災からの復興にとって、非常に意味がある。主体的に関わっていきたい」と述べた。

 福島市内にある、複数の屋外球技施設を利用することを想定している。市は今後、競技のほか事前合宿の誘致や、関連するイベントの実施に向け活動する。

 内堀雅雄知事が昨年12月、東京都の舛添要一知事に競技の一部を福島県内で開催できるよう要請していた。