ラグビーの2019年W杯日本大会の開催地が2日、ダブリンで開かれた「W杯リミテッド」理事会で承認され、東日本大震災で被災した岩手県釜石市や、「西の聖地」花園ラグビー場のある大阪府東大阪市など12会場に決まった。

 平尾誠二・大会組織委員会理事の話 W杯は回を重ねるごとに大会が大きくなってきた。2019年はわれわれが思っている以上の大きな大会になっていると思う。大成功を収めたい。

 元木由記雄・大会アンバサダー(大使)の話 神戸市や花園ラグビー場がある東大阪市が選ばれて非常にうれしい。子どもたちが世界を身近に感じられる環境ができる。日本らしさを世界に発信したい。

 大畑大介・大会アンバサダー(大使)の話 W杯はこれまで強豪といわれる国で行われていた中で、初めてそういうところから飛び出た。日本大会の成功がアジアの発展と、ラグビー自体がグローバルになる大きな一歩になる。責任を感じている。

 ラグビー日本代表候補の五郎丸歩(ヤマハ発動機)の話 (所属チームが本拠を置く)静岡県で世界最高峰の大会が開催されることを心からうれしく思う。静岡県開催を受けて、より強い責任を感じた。全力を尽くしてプレーしていく。