柔道の世界選手権(8月、カザフスタン)選考会となる選抜体重別選手権(4、5日・福岡)の前日会見が3日に福岡県内であり、有力選手6人が出席した。

 女子48キロ級では、昨年の世界選手権を制した近藤亜美(19=三井住友海上)と、10、11年優勝の浅見八瑠奈(26=コマツ)の一騎打ちが予想される。

 近藤が「昨年のようなパフォーマンス性のある柔道をしたい」「(浅見とは)試合ができること自体がありがたい。思い切りぶつかりたい」と話せば、浅見は「昨年1年間大会に出ていなかったので、世界でもう一度戦いたい気持ちが強い。まずは世界選手権代表になれるように」「挑戦者なので、戦うことで高めあっていければいい」と返した。