日本ラグビー協会は28日、2016年リオデジャネイロ五輪の出場権をかけたアジア予選(11月、香港)に向けた7人制の日本代表候補選手23人を発表した。

 WTB松井千士(ちひと、21=同大)、昨年9月に日本国籍を取得した元オーストラリア代表ヒーナン・ダニエル(33=パナソニック)らが名を連ねた。8月には強豪オーストラリア代表との合同合宿も予定されている。6月1日から千葉県内で国内キャンプが始まり、五輪出場権獲得へスタートする。瀬川智広ヘッドコーチ(44)は「どんな試合でも力を出せるメンバーを選んだ。必ずや予選を突破できるよう頑張る」と意気込みを語った。

 また15人制日本代表で9月のW杯(イングランド)を目指すメンバーからは主将のNO8リーチ・マイケル(26=東芝)、WTB山田章仁(29=パナソニック)、福岡堅樹(22=筑波大)、藤田慶和(21=早大)の4人が選出された。W杯に出場した場合は、帰国後に代表活動に合流する予定。