フィギュアスケートの元世界女王で現役続行を決断した浅田真央(24)が、この春卒業した中京大をあらためて所属先とすることが7日、関係者への取材で分かった。

 愛知県スケート連盟に6日付で届け出た。学生や勤務先としての「在籍」ではないが、連盟登録としての「所属先」になるという。

 中京大を卒業後、これまで所属先は決まっていなかったが、学内のスケートリンクを練習拠点にしていることなどから大学側が受け入れた。中京大関係者は「これからも大学側が全面的に支援していく」と話している。

 浅田は昨年の世界選手権後、心身の疲労を理由に2014~15年シーズンを休養。5月に現役続行の意思を表明し「1年間休養したが、自然と試合が恋しくなり、いい演技ができたときの達成感を得たいと思い始めた」と話していた。