テニスのウィンブルドン選手権(29日開幕)の主催者は24日、シード選手を発表し、男子シングルス世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)は1968年オープン化以降の同選手権で日本勢最高の第5シードに入った。組み合わせは26日に決まる。

 オープン化以降の男子は昨年の錦織の第10シード、女子は伊達公子の94年、95年の第6シードが過去最高。錦織は今季の全豪と全仏でも4大大会の日本男子最高の第5シードになった。

 2連覇を狙う世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第1シードとなり、過去7度優勝のロジャー・フェデラー(スイス)は第2シード。2013年覇者のアンディ・マリー(英国)は第3シードに入り、全仏王者のスタン・バブリンカ(スイス)が第4シード。ラファエル・ナダル(スペイン)は第10シードで臨む。

 女子は世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)が第1シード、前回覇者のペトラ・クビトバ(チェコ)が第2シードに入った。