ラグビー日本代表のヘッドコーチ(HC)をW杯終了後に退任するエディー・ジョーンズHC(55)の後任候補に現フィジーHCのジョン・マッキー氏が挙がっていることを伝えた豪紙オーストラリアン(電子版)の6日付の報道について、日本ラグビー協会の坂本専務理事は9日、接触があったことを認めた。

 日本側からの働きかけだったのかについては「両方ですね」と話した。マッキー氏は7日の会見で、2019年日本大会まで現職に留任する意向を示している。

 英国ウエストミンスターの中心地に期間限定で設置されたジャパン・パビリオンが9日から開館し、セレモニーに出席した坂本専務理事も出席した。後任候補にはヤマハ発動機の清宮克幸監督ら、「トップリーグの指導者を含めた約60人をリストアップしている」と話した。

 岩渕健輔GM、平尾誠二理事ら、後任人事を進めるワーキングチームも設置。W杯終了後、11月中には絞り込み、12月の理事会で承認を得られるよう進める方向となっている。