体操のリオデジャネイロ五輪予選兼世界選手権予選の床運動で首を痛めた内村航平は、予選から一夜明けて「大丈夫です。何回も頭をぶつけているし、問題ない」と明るい表情を見せた。

 日本代表の今井トレーナーは、アイシングやはり治療を施したことを明らかにし「思っていたほどの痛みは出ていない。びっくりした」と王者の強靱(きょうじん)な肉体に驚いていた。

 団体総合決勝では、全ての種目でハイレベルに演技するエースの活躍が、打倒中国へ不可欠となる。水鳥監督は決勝でも6種目に出場する可能性について「基本的にそうなってくる」と話した。