葛西紀明(43=土屋ホーム)が、2回合計247・2点で5位に入った。

 1回目に136・5メートルで4位。逆転を狙った2回目は139・5メートルと飛距離を伸ばしたものの順位を1つ落とした。

 初戦から優勝争いを演じ、今季の好スタートを切った。

 伊東大貴(雪印メグミルク)が12位、竹内択(北野建設)は16位だった。

 栃本翔平(雪印メグミルク)は42位で上位30人による2回目に進めなかった。夏のグランプリで個人総合優勝した作山憲斗(北野建設)と小林潤志郎(雪印メグミルク)は予選落ちした。

 ▽葛西紀明の話 10位以内に入れた。2回とも(飛躍が)良かった。2回ともこんなにいい条件で飛ばせてもらえることは長いシーズンでもあまりない。

 ▽伊東大貴の話 いまいち。どうも滑りがうまくいかない。姿勢のとり方が課題で、しっくりきていない。

 ▽竹内択の話 満足はできていないが、今日できることは、それなりにできた。(今季は)ジャンプ週間に向けてやっていきたい。