国際バスケットボール連盟(FIBA)は27日、メキシコ連盟を資格停止処分にしたと発表した。

 メキシコ政府による運営への干渉が理由。処分が解除されなければ、来年のリオデジャネイロ五輪出場権が懸かる男子の世界最終予選へ出場できない。

 この問題に関連して国際オリンピック委員会(IOC)はメキシコのオリンピック委員会(NOC)に資格停止処分を警告したことを明らかにした。12月8日から始まるIOC理事会で協議する見通し。関係者によると、財政的な問題でNOCと政府が争いを続けており、IOCは政治的な介入に反対している。