フィギュアスケートの羽生結弦(21=ANA)が8日、5日発売の週刊誌で報じられた東北高時代の同級生との熱愛報道の内容を「何もない」と否定した。

 この日は盛岡市内で行われた、東日本大震災復興支援のアイスショー「NHKスペシャルエキシビション」(9日・盛岡市アイスアリーナ)の会見に出席。会見での質問は、NHK杯、今回のアイスショーに関するものに限られており、「熱愛」に関しての質問が出た際には司会者が一瞬戸惑ったが、羽生自ら左手を伸ばし、マイクを「催促」。落ち着いた様子で、こう説明した。

 「僕自身どうしてこうなっているのか分からない。本当に何もない。火のないところに煙は立たない、と言いますけど、火もないので、本当にびっくりしています。また、うわさになっている方は高校の同級生で、その方にも迷惑をかけたと思いますし、この報道を聞いたファンの方々にも多大な迷惑をかけたと思います。本当に申し訳ないと思っています」。

 報道をきっぱり否定するだけでなく、報道された相手、ファンに対する謝罪の言葉を重ねた。