女子のショートプログラム(SP)で、宮原知子(17=関大高)が自己ベストの72・48で首位発進した。

 3つのジャンプを含めた演技要素を確実に決めるだけでなく、フラメンコの曲に合わせた豊かな表現も光った。自信に満ちあふれた表情でラストポーズを決め、ISU(国際スケート連盟)公認の大会では自身初となる70点超えを達成した。

 宮原は「国際大会で70点を1つの目標としてきたので良かった」とうれしそうな表情で話し、20日のフリーへ向け「自分がしっかり出来る構成になっているので、今できることをしっかりやりたい」と自信をみなぎらせた。