女子フリーが行われ、宮原知子(17=関大高)が自身初優勝を飾った。昨年までは2年連続で2位だった。「最後まで緊張したけど、大きな失敗がなくて良かった」と笑顔で振り返った。

 SPで自己ベスト72・48点をマークし首位に立っていた宮原は、フリーでも安定した演技を見せ、ともに自己ベストとなるフリー142・43点、合計214・91点でトップを守った。日本勢としては、14年の村上佳菜子以来2年ぶり、通算10度目の頂点に立った。

 SP2位だった村上佳菜子(21=中京大)はスコアを伸ばせず175・12点で7位、SP4位の本郷理華(19=邦和スポーツランド)が181・78点で3位に入った。

 2位には193・86点の長洲未来(米国)。米国王者のグレーシー・ゴールド(米国)はSP9位から178・39点で4位まで順位を上げた。

 4大陸選手権は国際スケート連盟が主催する98~99年シーズンに創設された米、オセアニア、アジア、アフリカの4大陸の選手による大会。