今大会で生涯グランドスラム達成を目指すノバク・ジョコビッチ(セルビア)は世界95位の盧彦勲(台湾)をストレートで下し、順当に初戦を突破した。

 「第1セットは少しアップダウンもあったが、第2セットから自分のリズムを取り戻せた」と涼しい顔で振り返った。

 4大大会通算11度の優勝を誇るが、全仏は3度の準優勝が最高。昨年は決勝でバブリンカに「残された夢の1つ」というタイトルを阻まれた。「特別な思いがある大会。1つ1つの壁を乗り越えていきたい」と意気込んだ。