センターコートの開幕戦に登場した男子の第1シード、ジョコビッチは地元英国のウォードを寄せ付けず、3連覇へ好発進した。先の全仏オープンで史上8人目の4大大会全制覇を達成。

 新たな一歩を踏み出すウィンブルドンの初戦で快勝し、「ここに戻ってくると特別な気持ちになる。安定したプレーができた」と心身ともリフレッシュした様子だった。

 第1セットは6ゲームを連取する圧巻の滑り出しだった。ことしは年間グランドスラムも視野に入れ「例年以上に自信を持っている」と充実ぶりが目を引く。

 試合後はファンのサインの求めに応じ、王者の余裕を漂わせた。