2019年ラグビーW杯日本大会の機運醸成を図るため、大会アンバサダーで元日本代表の大畑大介氏(40)と15年イングランド大会に出場した神戸製鋼ロックの伊藤鐘史(35)が24日、開催都市である神戸市の久元喜造市長(62)を表敬訪問した。

 「W杯が成功するために、開催地と組織委員会がしっかりとスクラムを組んでいけたら」と大畑氏。20日に53歳の若さで亡くなった元代表監督の平尾誠二氏について「19年W杯への思いが強かった方。アンバサダーとして日本ラグビーを世界に発信することが、平尾さんの思いを継ぐことになる」と言葉に力を込めた。

 久元市長も「平尾誠二さんの急逝は残念。平尾さんのご意志を継ぐ意味でも、W杯成功に向かって一丸となって頑張っていかなければならない」と語った。