リオデジャネイロ五輪の競泳男子金メダリストで、大会期間中に虚偽の強盗被害を通報したとしてブラジルで訴追されたライアン・ロクテ(米国)が28日、米国のテレビ番組で2020年東京五輪を目指す意向を明らかにした。

 トーク番組で司会者から「五輪への正式な出場宣言はできるの」と聞かれたロクテは「皆さん、私は20年五輪に出ます」と笑顔で約束し、聴衆から拍手を受けた。米国オリンピック委員会と米国水連から資格停止処分を受けており「今は心のケアをしていて、婚約者とバケーションを取った後に復帰する」と話した。

 テレビ番組のダンス企画に参加するなど多忙な日々を送る。偽りなく現役を続行できるか。