メダル獲得率は…3割7分5厘! ALSOKのリオデジャネイロ五輪日本代表選手報告会が1日、大阪市内のホテルで行われた。レスリングで五輪4連覇を達成した伊調馨(32)、柔道女子70キロ級金メダル田知本遥(26)、レスリング男子グレコローマン59キロ級銀メダル太田忍(22)ら8選手が出席する豪華な顔ぶれとなった。

 記者会見後に行われた報告会では約730人の出席者を前に、村井温代表取締役会長が「うちからこれで32人の選手が五輪に行き、12人がメダル。率にすると3割7分5厘です」とユーモアたっぷりにあいさつし会場は大爆笑。さらには日中に愛知・至学館大で副学長就任を発表したレスリング吉田沙保里(34)が、昨年12月に退社した身ながらサプライズで駆けつけた。これには吉田から国民栄誉賞の花束を受け取った伊調も驚きの表情。報道陣にも知らされていなかった演出で、大盛況となった。

 もちろん選手も負けておらず、レスリング74キロ級7位の高谷惣亮(27)は壇上で「世界で7番目に強い男です」と第一声。「2年前には2番目だったんですが…」とオチをつける軽快なトークを披露した。ユニークなCMなどでも話題を呼ぶALSOKらしいパーティーとなった。