羽生結弦(21=ANA)は男子ショートプログラム(SP)でシーズンベストの103・89点で、首位スタートをきった。最初の4回転ループで少し着氷が乱れたものの、その後はほぼミスのない演技でまとめた。

 演技後、羽生は「ジャンプは大きなミスとはいえないが、感覚も惜しかったかなと思うので、なおしたい。結構、成長できた部分が自分の中でもあったのでよかった。(日本でやることで)自分自身が楽しみながらやることが出来たので、プログラムの衣装を変えてみたり、非常に楽しくできた。今日はしっかり休んで、今日の反省とできた部分をしっかり見直しながら(フリーを)やっていきたい」と笑顔だった。

 羽生は3位以内で史上初の4連覇が懸かるGPファイナル(12月、フランス・マルセイユ)進出が決まる。