秋田の2人が「タカマツ」撃破に挑む。

 北都銀行(秋田)の米元小春(25)、田中志穂(24)組が福万・輿猶組(再春館製薬所)に2-0(21-17、21-12)のストレート勝ちで決勝に駒を進めた。

 前衛の米元が後衛の田中を好リード。米元が「柔らかいのを引き出したい」と、リズムを変える田中のドロップショットが効果的に決まり、圧倒した。

 決勝の相手はリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華(26)松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)組。青森山田高出身の米元は高橋と同学年で、東北大会などでしのぎを削ってきた。田中が「決勝の舞台を今回は目標にしてやってきた。あとは優勝を目指して2人で頑張っていきたい」と話せば、米元は「金メダリストに思い切って行きたい」と意気込んだ。