男子プロバスケットボールのBリーグが来年1月15日に国立代々木競技場で開催するオールスター戦の公開ドラフトが5日、都内で行われ、ファン投票による選手の組み分けが決定した。

 ファン投票で決まったチーム名は、B・BLACKとB・WHITE。BLACKのヘッドコーチ(HC)には、栃木のウィスマンHCが、マネジャーにはタレントのマギーが就任した。一方のWHITEは、A東京の伊藤拓摩HCと安田美沙子マネジャー。ファン投票上位12人を、両チームがドラフトし、重複した場合は、それぞれ、逆指名、スカウト、抽選、じゃんけん、大河チェアマンの中から、選び方を決め獲得していった。

 最初に重複した田臥勇太(栃木)は、逆指名がチョイスされたが、田臥が抽選を直訴。2人のHCがクジを引き、BLACKのウィスマンHCが引き当てた。2人目の重複となった喜多川修平(琉球)は、逆指名でWHITEを指名。3人目の重複となったディアンテ・ギャレット(A東京)は、マネジャーによる英語でのスカウト合戦の結果、WHITEを選んだ。

 チーム分けは、BLACKが、田臥勇太(栃木)富樫勇樹(千葉)田口成浩(秋田)熊谷尚也(栃木)ライアン・ロシター(栃木)ジャスティン・バーレル(名古屋D)。WHITEが岸本隆一(栃木)ディアンテ・ギャレット(A東京)白浜僚祐(秋田)張本天傑(名古屋D)喜多川修平(琉球)アンソニー・マクヘンリー(琉球)。BLACKの田臥は「Bリーグ初のオールスターを楽しみにしています。頑張ります」とコメント。WHITEの岸本は「当日は誰よりも楽しんでプレーしたい」と抱負を話していた。今後は推薦選手の発表や、ファンによるSNS投票などを経て、20日に全選手を発表する。