昨季のGPファイナル、世界選手権を制したエフゲニア・メドベージェワ(17=ロシア)が、2014年世界選手権で浅田真央(25=中京大)が出した78・66点を超える79・21点の女子SP歴代最高得点をマークした。

 技術点全てで1点以上の加点を引き出し、演技構成点では5要素中4つで9点台を並べた。メドベージェワは「最高得点を出したことはすごくうれしいが、これが自分のゴールではない。私が目指すのは、きれいに滑り、楽しむことです」と話した。

 11月のGPフランス大会で78・52点を出し、歴代最高点にあと0・12点と迫っていた。メドベージェワはフリーでも昨季世界選手権で出した150・10点の歴代最高点を保持している。合計点は、10年バンクーバー五輪でキム・ヨナがマークした228・56点で6年間破られていない。