25メートルプールで争う世界短水路選手権(カナダ)男子400メートル個人メドレーで3連覇した瀬戸大也(22=JSS毛呂山)ら日本代表が13日、成田空港に帰国した。

 瀬戸は3連覇も「取れて当たり前だから」と淡々と言った。ライバル萩野公介は欠場。タイムも前回大会よりは悪かったため、喜びは少ない。

 今年の漢字1字を問われると「得」と即答。リオデジャネイロ五輪は萩野に敗れて銅メダル。帰国後からオフなしで国際試合に転戦するなど、4年後の東京五輪へスタートを切り、今回3連覇の結果を出した。

 「金が取れなかったからたくさんのことが得られる。銅の方が得るものが多かった」と前向きに言った。