世界ランク48位の日本が同25位のイランに68-73と競り負け、対戦成績は1勝1敗となった。

 日本は第1Qでわずか10点に終わるなど、全体的にシュートが入らず苦しんだ。田中大貴(25=A東京)が3点シュート2本を含むチーム最多14得点と活躍したが、終盤に若さが出てミスを連発。イランに決定力の違いを見せつけられた。それでも司令塔の富樫勇樹(23=千葉)や筑波大3年の馬場雄大(21)が随所に光るプレーを見せるなど、20年東京五輪への自力出場へ大きな収穫を得た強化試合となった。広瀬アリスとの交際が明らかになり話題になった田中は、コート内でも日本代表の主力としての実力を披露。「自分たちのミスが多く自滅した。まだ、成長段階なので、もっとよくしていけるように頑張りたい。勝ちたかったです」と話していた。