Bリーグ1部の秋田ノーザンハピネッツが12日、秋田市内で「バレンタインスイーツパーティー」を開催。

 日本代表に選出され、イラン代表との国際強化試合を行った安藤誓哉(24)をのぞく全選手が参加。甘いものを食べながら気さくな会話でふれあい、女性中心に集まった150人のブースターをとろけさせた。

 中でも盛り上がったのは白浜僚祐(25)、藤江建典(29)、田口成浩主将(26)の3人がモテ男王決定戦を実施。マネキン相手にそれぞれが疑似告白すると黄色い声援が飛んだ。

 白浜はテクニックで見せた。試合観戦後の告白という設定で「バスケット選手がかっこいいっていうなんて、嫉妬する」と女心をくすぐる。続けて「そう思うってことは好きなんだ」とたたみかけた。コートでも見せる駆け引きのうまさで、心をつかんだ。

 続く藤江はリングに一直線の攻撃力のように直球勝負。武器は福岡出身らしく、博多弁で投げ込んだ。「俺、ばり好きやけん。俺と付き合ってくれんね」と告白すると、大歓声。最後は「付き合ってくれたら、他の男に目え行かせんし」と強固な守備力もあると言い切り、会場からは「ヤバイ!」と絶賛された。

 最後の田口は懸命さでアピール。応援中という設定を守り、チームカラーのピンクTシャツに着替え熱狂的な応援を披露。タオルを持ち、跳びはねるなど、コミカルな動きで笑わせた。一通りの動きで会場を温めると、「ハピネッツのように元気を与えられるような存在になる。付き合ってください」と誠実さを前面に押し出した告白。汗をかき、ひたむきに求愛する姿に女性ブースターは胸キュンの様子だった。

 三者三様の告白で大盛り上がり。判定は藤江に軍配が上がったが、仮想告白に女性ブースターはメロメロだった。

 最後に田口は「次は横浜戦。絶対に勝ちます。約束します。今度はキュンキュンさせられるようなプレーをしたい」と真剣な表情で勝利を約束。甘いひとときを過ごし、ファンとの絆を深めた。