韓国・江陵で行われていたフィギュアスケート4大陸選手権女子シングルで初優勝した三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)が20日、関西空港に帰国した。

 報道陣約20人、居合わせた旅行客ら約150人の出迎えを受け「羽生選手や宇野選手、浅田選手の帰国のニュースをよく見ていたけれど、『こういう感じなのか』と思いました。こんなに多くの人が出迎えてくれて、うれしかった」。13日の出発時は両親と記者2人のみ。優勝による注目度急上昇に目を丸くした。

 初優勝を決めてからは「数えていないけれど、300~400通ぐらいあるのかな…」と多くの祝福メッセージが寄せられた。まだ全てに目を通せておらず「友達の友達が『おめでとう』って言っているのを、友達に報告されたりもします」と笑顔で語った。

 次なる目標は18年平昌五輪の出場3枠確保がかかる世界選手権(3月29日開幕、ヘルシンキ)。日本中の期待を受ける三原は「目標はショート(プログラム)、フリーのノーミス。スケートができる幸せを表現して、見ているお客さんに伝えたい」と意気込んだ。