新潟アルビレックスBBがホームで手痛い敗戦を喫した。ワイルドカード(WC)争いで同率で並ぶ大阪エヴェッサとの直接対決を85-100で落とした。得点ランクでリーグ2位のダバンテ・ガードナー(25)をケガにより3試合連続で欠く苦しい布陣を強いられ、得点力がダウン。第2クオーター以降は1度もリードを奪えず、今季4度目の3連敗に沈んだ。

 上位2チームが進めるチャンピオンシップへの雲行きが怪しくなった。WC2位の大阪をホームに迎えて必勝を期したはずが、リードは第1Qの3分30秒過ぎ、五十嵐圭(36)が3ポイントを決めてからのわずか50秒足らずしかなかった。五十嵐は3ポイントを6本決め、チーム1位タイの26得点と奮闘も、ガードナー不在がこの日も響いた。

 WC争いが厳しくなった。残る1枠を実質、4チームで争う展開だが、もう1つの直接対決はSR渋谷が京都に勝って勝率5割に復帰。新潟は京都と同率も、直接対決の得失点差で下回り、WCは5位まで転落。最近7試合は1勝6敗と苦闘続きで、今日26日の第2戦は大阪に勝利が絶対条件となりそうだ。